メンバー

バイオリン 坂口 昌優Mayu SAKAGUCHI 

 

4歳から母の手ほどきにより、ヴァイオリンを始める。

桐朋女子高等学校音楽科を首席で卒業、同大学を経て同大学研究科を終了後、ブリュッセル王立音楽院に留学し、2011年に帰国。

これまでに故久保田良作、田渕洋子、千葉純子、原田幸一郎、堀米ゆず子の各氏に師事。

2009年度文化庁新進芸術家海外研修員。

現在、石川県ジュニア・オーケストラ講師、石川県立辰巳丘高校音楽コース非常勤講師を務めている。

 

52回全日本学生音楽コンクール大阪大会中学校の部第2位に入賞。

14回イタリア・アルベルト・クルチ国際ヴァイオリンコンクール第2位に入賞。

 

在学中、小澤征爾音楽塾、別府アルゲリッチ音楽祭、アスペン音楽祭、ルツェルン音楽祭など、国内外の音楽祭に参加し、ソロや室内楽の経験を積む。

 

また、JTアートホールシリーズ「期待の音大生によるアフタヌーンコンサート」、東京文化会館主催「フレッシュ名曲コンサート」、文化庁主催「明日を担う音楽家たち」に出演。2009年、青山音楽記念館バロックザールにてリサイタルを開催。

 

ソリストとしてはアンサンブル金沢、サンカルロ歌劇場管弦楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、桐朋オーケストラ・アカデミー、バルカン室内管弦楽団らと共に、秋山和慶、天沼裕子、アントン・ガブマイヤー、飯森範親、故岩城宏之、藤岡幸夫、栁澤寿男の各氏と共演。

 

2009年よりPas de Troisの活動を開始、近年は打楽器との現代音楽アンサンブルDuo EnpÄ(Perc.窪田翔)においてヴァイオリンと打楽器による作品の委嘱と初演を行っている。

 

また2013年から、石川県にゆかりのある現代作家と音楽家による「アートの中で聴く音楽会~ミルオトキクカタチ~」の企画(石川県音楽文化振興事業団主催)に携わる等、積極的に演奏活動を行っている 

クラリネット  綱場 千晶Chiaki TSUNABA

松山市生まれ。

15歳からクラリネットを仲田眞弓氏に師事。

 

2005年渡仏。翌年ヴェルサイユ音楽院入学、フィリップ・キュペール氏のもとに学び、審査員特別賞を受賞し首席で卒業。

2008年、オーベルヴィリエ音楽院入学、アラン・ダミアン氏のもと研鑽を積み、最高位賞取得し卒業。

 

2009,10,13年、ルツェルン音楽祭アカデミーオーケストラに加わる。2010-11年、「国際交流演奏会」にて内外のコンサートに多数出演。同企画中、2010年京都清水寺にて、鷹羽弘晃「ショパンの主題によるクラリネットのためのエチュード」を初演。

同年「19th International Review of Composers」にて、Ensemble Alternanceと共演。

2014年、IrcamManifeste」にて、ピエール・ブーレーズ「二重の影の対話」のソリストを務める。

その他、現代舞踏「Ensemble A」と共演、東日本大震災チャリティーイベント「Bon odori in Paris」の企画・演出等、現在パリを拠点に活動している。

1998年第二回日本ヤングクラリネッティストコンクール第二位、全四国音楽コンクール2002-4年各年第一位、2008年ヨーロッパ・ピカルディーコンクール第一位。

ピアノ/作曲 鷹羽 弘晃 (Hiroaki TAKAHA)

 2001年桐朋学園大学作曲理論学科卒業。作曲を三瀬和朗、権代敦彦、ピアノをローラン・テシュネ、藤井一興、指揮を小泉ひろし、秋山和慶の各氏に師事。2009年よりパリ・エコール・ノルマル音楽院作曲科に留学。エディット・ルジェ女史に師事。Diplome Supérieur取得。

68回日本音楽コンクール作曲部門入選。これまで室内楽、声楽を中心にした作品を多数発表。ヴェネツィア・ビエンナーレ、新しい歌を創る会、神奈川芸術文化財団、NHK東京児童合唱団などから委嘱を受け、作品は、桐朋チェロアンサンブル、創る会合唱団、ニューアーツ弦楽四重奏団、アンサンブル・ノマド、日本音楽集団、東京混声合唱団、Ensemble Alternance(フランス)、大井浩明氏、篠崎史子氏、中嶋香氏、和波孝禧氏等、著名な演奏家によって演奏されている。

2003年「otoの会新作コンサートシリーズ」にて自作初演を含む全曲初演リサイタルを行った。

 

編曲では、NHK全国学校音楽コンクール中学校の部課題曲「アンジェラ・アキ 手紙」、「いきものがかり Yell」を担当。他に、合唱曲や民謡、室内楽等も手掛ける。

 

指揮では、在学中、同窓生を中心に「オーケストラ・アニマ」を結成したほか、アンサンブル・ノマド、日本現代音楽協会アンサンブル「アド・ホック」、アンサンブル・コンテンポラリーα、Tokyo Ensemnable Factory、その他多数のアマチュアオーケストラ等に客演。2010年より「アンサンブル室町」の指揮を務める。

 

ピアノ演奏では、第9回に本室内楽コンクール第1位(ヴィオラとの共演)。2003年「otoの会新作コンサートシリーズ」にて全曲初演リサイタルを行った。2010年には、フランスの音楽祭、Festival de l'Orangerie de Sceaux等に出演、NHKFMリサイタル」に出演するなど、伴奏や室内楽での活動が多い。

 

2010年、トーキョーワンダーサイトの二国間交流事業プログラムにより、フィンランド派遣され、Time of Music音楽祭では自作のプレゼンテーションを行った。

 

 現在、桐朋女子校等学校音楽科(共学)教諭及び桐朋学園大学音楽科非常勤講師。

pas de troisのメンバー(ピアノ/作曲)。OTOの会メンバー(作曲)。コンテンポラリーαのメンバー(作曲)。